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​プロフィール

授業で使うことのできる、実験を中心に紹介します。既成の実験道具ではなく、手づくり感いっぱいの興味を引く実験ばかりです。また自由研究のヒントにもなるように考えています。

 私は中学校の理科の教員を30年以上しました。 よくマスコミで「理科離れ」という言葉を耳にします。本当に、子供たちは理科が嫌いなのでしょうか。いつも疑問に思ってました。毎日の授業の中では、ほぼ全員、理科が大好きです。しかし、理系に進学したいと考えている高校生の割合が少ないことも厳然たる事実です。このギャップは何なのでしょうか。一因として、科学技術の進歩と同時に身近にある工業製品のブラックボックス化が考えられます。身の周りにある電化製品を見て下さい。理屈は分からないが使える製品ばかりになっています。このブラックボックス開ける作業を我々理科教師は要求されているのだと思います。電化製品に限りません。例えば、顕微鏡を使って細胞を観察した時に子供たちは顕微鏡はすごい。でもなんか難しそうだな、で終わってしまうことが多くあります。そこで簡単な顕微鏡を手作りすることで、あーこうなっているのかと成程と考えることができます。過程をもっと重要視させなければなりません。今の子供たちはある意味かわいそうです。あまりにもたくさんの高機能な製品が初めからある状態で生活しているため、それらがあることが当然で興味を示しません。もし、初めて電気が来て家に明かりが灯る。こんな経験をしたら、電球はどうなっているのだろう。と必ず考えるはずです。いまさら、そんな経験をさせろといっても無理ですが・・・・でも、子どもたちは興味を持っています。こちらの誘導しだいで、どんどん食いついてくるのはいつも感じています。やはり原理を分かってこその科学です。それには授業の組み立て方、興味をそそる実験等、教える側の努力は常に必要だと思います。そんな思いをこめ、このサイトを10年ぶりに復活させました。2012年7月

その後2016年~18年までJICAのシニアボランティアとしてエチオピアで理科教育の推進に関わってきました。帰国後、文京区の教育センターで子供達の実験教室のお手伝いをしていました。先輩から受け継いだ実験と理科教育に対する志をぜひ伝えたいとこのホームページにしています。実験集小中学校用、欲しい方はメールか電話をください。PDFで送ります。また、九州内でしたら、手弁当で科学教室の実施をおこないます。現在は2021年3月より鹿児島県の鹿屋市に転居し、のんびりとHP作り動画作りをしています。科学教室の相談や依頼にも乗っています。

   水村 孝 電話 080(6619)8249 メール tmizumura64@hotmail.com

 

 

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