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​簡易光源装置を作ろう

​光の屈折実験をするには、光源装置が必要です。ちょっとしたものでも購入すると10000円程度します。もちろん使い勝手は非常に良いのですが、海外では?そこで最低限の光源を作ります。

​実験1:簡易光源装置の自作

材料:LED(できるだけ広がりの少ないものangle15°などと表示されているもの)、3vリチウム電池、洗濯ばさみ、カッター、トイレットペーパーの芯、アルミホイル、

​電池にLEDをつけて、洗濯ばさみで挟みます。LEDは上に書いてあるように広がりが少ないものにします。トイレットペーパーの芯を三角柱にします。5㎝四方のアルミホイルにカッターで5㎜間隔のスリットを3本切ります。

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​アルミホイルを芯に取り付けます。スリットが下になるようにします。LEDライトを上の方から当てるようにします。多少部屋が明るくとも、10㎝程度の光線は見ることができます。本来はレンズで平行光にするのですが、やや広がったままで使用します。

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​あとは、屈折の様子を実験するだけです。

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​しかし、ここで問題になるのは光を屈折させるガラス材です。現地調達はかなり厳しくなります。小さめの試験管に水を少し入れ、ビニールテープでふたをして逆さにして凸レンズ代わりにします。または口臭予防のスプレービンに水を入れてレンズにします。台形ガラスの代用品は今のところありません。どなたかご存じでしたら、連絡ください。レンズの焦点距離は半径の1.5倍ほどになります。詳しくはガラス玉顕微鏡のページをご覧ください

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​LEDが広がってしまう時には小さな瓶に水を入れて平行光に近づけます。

​もっと簡単な光源装置!?

ダイオードはクリスマス期間中に大きな町では売っていました。ボタン電池は一回しか見ませんでした。どちらも輸入品です。通常の公立学校では準備できないかもしれません。そこで、本当に簡単な光源装置です。同任地のボランティアから教わりました。完全な並行光です。太陽の光をスリットに通すだけです。

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アルミ箔があれば、アルミ箔にカッターナイフでスリットを作ります。紙を直接切るよりも、かなりきれいきれいなスリットになります。それを紙の箱に穴を開けて張り付けます。後はほぼ完璧な平行光源(太陽)から光を受けます。レンズなどで光の進み具合を確かめます。紙の箱もかなり貴重で、あまり手に入りませんでしたけどもね。

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