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表面張力について

これもよく知られた実験の一つですが、小学校低学年から高校生まで考える素材になります。針金で作ったアメンボを水に浮かせましょう。

材料  エナメル線、ピンセット、洗剤

エナメル線を用意してください。1kgを必ず任地に持って行ってください。重宝します。それを二本よじります。そして、4本の足が同じように台の上につくようにバランスをとってください。

初めに足の長さを決めずに、バランスをとってから足を切ります。この手順が大切です。あとはピンセットで水に浮かべるだけ!

この針金のアメンボは水の表面張力というもので浮かんでいます。

簡単に言うと、水の分子同士がくっつこうとする分子間力によってアメンボの重力が跳ね返されています。

この表面張力を、洗剤(界面活性剤)で変えるとアメンボが動きます。

アメンボの後ろに、洗剤をつまようじで少し入れるだけです。

左の絵のように、洗剤(界面活性剤)をアメンボの後ろに入れると、界面活性剤によって、その部分の表面張力が弱くなります。すると、表面張力の強い方にアメンボが引っ張られまっす。ただし、入れすぎると表面張力が弱くなりすぎアメンボが沈みます。

 

これ以外にも、小さいボートを作って動かすこともできます。小学校低学年に良いと思いませんか?

樟脳ボートもこの原理です。

シャボン玉が膨らむ理由もここにあります。界面活性剤の疎水基が表面張力を弱くするために、その周りが広がることを許しています。その為に膨らむことができます。

なんか、何気なくやっていたシャボン玉もすごいと思いませんか?

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