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大気圧の実験5連発:ストロージャガイモ穴あけ、コップ釣り、空き缶つぶし、他

​大気圧の実験というと、ほとんどが、減圧させることによって、外部の大気圧がいかに大きいかということを見せます。今回はストロー内部の気圧が大きくなり、ストローを支えてストローでジャガイモさえ突き抜けることを見る実験です

​実験1:空気の圧力でジャガイモにストローで穴をあけよう。

​材料:ストロー、ジャガイモ

​実験自体は非常に簡単で、普通にストローをジャガイモに突き刺すと途中で折れます。一番上から空気が抜けないように親指で押さえて思い切りよくストローを突き立てるだけです。反対側まで貫通もできます。くれぐれも、ジャガイモを持つ指を突かないようにしてください。けがをします。

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​これは、ストロー内部の空気が圧縮されることで、気圧が高くなり、外部からの力でストローが変形することを防ぐからです。なんだ、という感じでもありますが、目の前でやると迫力があります。

​実験2:空き缶つぶし

​大がかりなドラム缶つぶしや、一斗缶つぶしの迫力には負けますが、スクリュー缶を使うとここまでつぶれるのかと別の意味で感動します。

​材料:スクリュー缶、加熱器具、水そう、軍手

​スクリュー缶のフタに3~5㎜程度の穴をあけます。

​水を少量入れて、加熱し盛んに水蒸気が出るようにします。水を張った水槽に缶を逆さに入れます。驚く程のつぶれ具合です。

​実験3:ビー玉コップ釣り

​材料:プラスチックコップ、プラスチックシート、ガムテープ、ビー玉

プラスチックコップにビー玉を2,3個入れて、四角に切ったシートを乗せます。軽く押して内部の空気を押し出します。内部の気圧が小さくなります。その後、持ち上げるとコップが持ち上がります。班対抗でやると盛り上がります。コップのふちに水をつけて、隙間をなくして密着させる必殺技に気が付けば10個程度は楽に持ち上がります。

​書類を入れるファイルを切って使うともっと簡単に持ち上がります。

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​実験4:簡単マクデブルグ半球

​材料:台所用ボール(金属製)2つ、紙、マッチ

​金属のボールを2つ用意します。ボールのふちに水にぬらせた紙をドーナツ型に乗せます。内部でものを燃やし、すぐに、二つのボールをかぶせます。両手で引っ張ってもとることができません。

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​実験5:ピタッとした、じき

​材料:下敷、ガムテープ、水

​これも極めて簡単な実験です。下敷にガムテープで取っ手をつけます。あとは机に乗せて引っ張るだけ。直ぐに取れてしまうようなら、水で濡らしてすき間をなくします。大気圧と下敷内部の気圧差で取れません。

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​実験6:ざるだってバカにできない!

​材料:ざる、カップ、つまようじ

よくハガキでふたをしたグラスをひっくり返しても水がこぼれない。という実験があります。中学生ですと「知っている。」と必ず誰かが言います。おもむろに水切りかごなどのざるを出して同じ実験をしようとするとびっくりします。最後にざるのすき間から、つまようじを入れると尊敬の念?で見られるものです。

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​網目のひとつひとつに働く表面張力と大気圧が水の重力を支えます。しかし、微妙なバランスで支えるため斜めにすると力のかかる方向がずれて水がこぼれてしまいます。初めに逆さにする時も少しこぼれます。1cm四方の水切りかごでもできますが、初めにかなり水がこぼれます。

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